マカと痛風

痛風にかかれば身体の節々に激痛が走り、体を動かすことすらままならなくなります。
1日に3度の食事を摂る私達は、その都度プリン体なる物質を食べていますが、これは、旨味成分であり核酸中に多く含まれています。
体内では、細胞分裂の盛んな組織に多く存在しています。
このプリン体を代謝することにより尿酸が発現することになり、これが体内で結晶化して関節などに蓄積し起こる症状が痛風なのです。
尿酸は血中に存在しますが、その量が多すぎた時、溶解機能が追いつかず尿酸塩として結晶化していきます。
また、血中尿酸値が少なすぎても問題があります。

尿酸は、ビタミンCより強い抗酸化物質で、マカに含まれる成分http://www.stealthsurfer.biz/arginine.htmlの1つであるグルコシノレート(カラシ配糖体)に含まれるイソチオシアネートがビタミンの補酵素を受け酸化酵素の尿酸オキシダーゼへと誘導され、尿酸を無害なアラントインに酸化することができます。
人体はこの状態に変化したものを排泄しています。
もしこの様な物質が働かなければ、血中尿酸値(通常、女性:2.0から7.0mg/dL・男性:2.1から8.5mg/dL)が上昇すれば、白血球に存在する好中球が尿酸結晶を捕食するのですが、捕食した好中球が死亡して、それが老廃物となり血管壁やそれに付随神経にダメージを与えることになり、激痛を伴う大きな炎症を起こします。
これでは痛風を解消したことにはなりません。
では、血中尿酸値が急降下すればどうなるのでしょうか。
この場合、好中球が尿酸結晶を探し求めて血管内を迷走することになり、痛風発作の要因にもなると考えられていますが、解明には至っておりません。

痛風になったら、その痛さで仕事も手につかなくなると思います。
カラシ成分であるグルコシノレートをマカの持つ栄養多彩な食物から摂食したり、サプリメントなどで摂取することを日頃から心がけていればこの様な症状にはなりません。
偏食の多い方は、食事のバランスをよく考えてください。
また、プリン体は食べて美味しいものにたくさん含まれています。
菜食主義者は痛風になることはありません。

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