ピクノジェノールとマカで老化現象を抑制!

ピクノジェノールとは

ピクノジェノールとは松の樹皮のエキスです。
ピクノジェノールはフラボノイドの一種で、非常に強い抗酸化作用を持っていることから、
血管、皮膚、関節などのアンチエイジング効果が期待されています。

ピクノジェノールの効果

(1)アンチエイジング
ピクノジェノールに期待されている主な効果はアンチエイジング効果です。
・活性酸素とは
人が取り込んだ酸素のおよそ2%は活性酸素に変化します。
酸素以外にも、ストレス、紫外線、タバコ、アルコール、化学物質など様々なものから活性酸素はつくられます。
本来活性酸素は体内の細菌やウイルスを攻撃してくれる役割を持っているのですが、体内で増え過ぎると健康な細胞までも傷つけて様々な病気や症状を引き起こします。

・シミの原因は活性酸素
老化現象も活性酸素による弊害の一つです。
例えば、加齢によってできるシミを「老人斑」と呼びます。
例えば、皮膚は紫外線を浴びると皮膚細胞から活性酸素を発生させて紫外線の害から皮膚を守ろうとメラニン色素を生成します。
これが色素沈着すると結果的にシミとなります。
また、加齢によって肌細胞が酸化すると老人斑ができます。

さらに、活性酸素が増え過ぎると皮膚のハリや弾力性を維持しているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸なども酸化してしまいます。
すると、肌からはハリやうるおいが失われ、シワ、たるみなどを引き起こします。

・ピクノジェノールには活性酸素を除去する抗酸化作用がある
ピクノジェノールには強力な抗酸化作用がありますので、活性酸素の増加を抑制することで、肌のアンチエイジングに貢献します。
さらに、アンチエイジング以外にもピクノジェノールには女性に嬉しい効果があります。

(2)子宮内膜症の緩和
子宮内膜症は子宮内膜が子宮腔外(卵巣、子宮壁、骨盤など)に発生してしまう疾患です。
子宮腔外で発生した子宮内膜は増殖し、痛みを引き起こします。
子宮内膜症への効果を探るべく、子宮内膜症の女性にピクノジェノールを摂取させたところ、痛みのスコアが約30%も軽減され、子宮内膜腫の縮小にも有効性が示唆されたという実験結果もあります。
ピクノジェノールには抗酸化作用の他に、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用がありますので、子宮内膜症の症状の緩和に貢献したのだと考えられます。
通常、子宮内膜症の痛みを抑えるためには抗炎症薬が用いられるのですが、ピクノジェノールは薬ではありませんので医薬品のような副作用の不安もありません。

(3)更年期症状の緩和
更年期症状は、閉経に向かう45~55歳前後にホルモンバランスが崩れることで生じる不調です。
主な症状には、身体のほてり、のぼせ、多汗、冷え、むくみ、肩こり、息切れ、動悸、頭痛、めまい、吐き気、イライラする、気分の落ち込み、憂鬱感などがあります。
ピクノジェノールに含まれるフラボノイドには、抗酸化作用、抗炎症作用、血流改善作用など更年期症状の緩和に有効な働きがいくつもあります。

(4)生理痛の緩和
生理痛の原因は人によって異なりますが、その一因に「プロスタグランジン」があります。
プロスタグランジンは月経をスムーズに終わらせるために分泌される物質なのですが、プロスタグランジンが分泌されると、子宮が収縮して痛みを引き起こします。
ピクノジェノールには血液の流れを良くする働きがありますので、月経をスムーズにすることでプロスタグランジンの過剰分泌を抑えます。
プロスタグランジンの分泌が抑えられることで、生理痛が軽減します。

マカ+ピクノジェノールでアンチエイジング効果UP

ピクノジェノールの効果をさらに高めると期待されているのがマカです。

マカに含まれるビタミンEにも増え過ぎた活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
上記でも述べたように、増え過ぎた活性酸素はシミやしわなど肌老化を悪化させます。
さらに活性酸素は中性脂肪やコレステロールと結びつくことで、体内にとって有害な「過酸化脂質」を作ります。
過酸化脂質が増えると血流が悪化して、新陳代謝が低下します。
新陳代謝が滞ると、肌のターンオーバーも乱れやすくなり、シワやシミ、たるみを悪化させるだけでなく、肌のバリア機能を低下させてにきびや肌荒れを引き起こします。
さらに、過酸化脂質は毛穴の黒ずみを悪化させる要因でもあります。

ピクノジェノールとマカの強力な抗酸化作用によって活性酸素を除去することで、過酸化脂質の生成を抑制し、肌老化や肌トラブルを徹底的に予防します。

さらに、マカにはピクノジェノールと同様に更年期症状や生理痛を和らげる働きがあります。
更年期症状や生理痛を和らげるためには女性ホルモンのバランスを整えることが重要です。
マカには女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。

(1)自律神経の乱れを整える
女性ホルモンの乱れは更年期症状、生理痛を悪化させる要因です。
女性ホルモンの分泌を司っている場所と自律神経をコントロールしている場所は同じ脳の視床下部ですので、女性ホルモンのバランスが乱れると自律神経のバランスが乱れます。
反対に自律神経のバランスが乱れると女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。

ですから、女性ホルモンのバランスを整えるためには、自律神経のバランスを整えることが大切なのです。
マカに含まれるカルシウムは興奮や緊張を鎮め、トリプトファンは心身をリラックスさせる神経伝達物質「セロトニン」を作ります。
マカは心身を安定させて自律神経のバランスを整えることで、女性ホルモンのバランスも安定させます。
女性ホルモンのバランスが整うと、更年期症状や生理痛が緩和します。

(2)体の冷えを予防・改善
体の冷えは女性ホルモンのバランスを乱すだけでなく、自律神経のバランスも崩しやすくします。
女性ホルモンのバランスを整えるためには、身体の冷えを防ぐことが重要です。
マカに含まれるアミノ酸は筋肉の材料となるタンパク質を構成するだけでなく、筋肉作りを強化するBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)も含まれていますので、筋力UPもサポートします。
筋肉量が増えると熱量も大きくなりますので、体温の維持・向上に繋がります。
身体の冷えを防ぐことで、ホルモンバランスと自律神経のバランスを維持します。

(3)睡眠の質を高める
ホルモンバランスの安定には質の良い睡眠習慣が大切です。
マカに含まれるトリプトファンは質の良い睡眠を促す睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となるセロトニンをつくるトリプトファンが含まれています。
また、マカに含まれるアルギニンは心身の回復をサポートする成長ホルモンの分泌を促します。
マカを摂って質の高い睡眠を促すことで、ホルモンバランスを安定させます。

年齢に負けない身体づくりへ

アンチエイジング効果をさらに高めるためには、ピクノジェノールとマカを一緒に摂ることがおすすめです。
また、女性は年齢とともにホルモン分泌が低下していき、ホルモンバランスが崩れやすくなりますので、ピクノジェノールとマカで、ホルモンバランスの乱れを予防することもキレイを維持するためには大切なことです。
ピクノジェノールとマカは年齢に負けない身体づくりをサポートしてくれますよ。

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