マカ+にんにくで健康効果UP

マカの健康効果

マカには体内で合成できる非必須アミノ酸、体内で合成することのできない必須アミノ酸を始めとした、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。
これらの栄養を補給することで、様々な健康効果が期待できます。
マカに含まれる栄養成分には様々な働きがあります。
今回は、マカに期待される健康効果を9つご紹介します。

集中力アップ

マカに含まれるアミノ酸「チロシン」には集中力を高めたり、集中力を持続させる働きがありますので、継続的にマカを摂ることで集中力のUPが期待できます。

疲労回復

マカには筋肉疲労の回復に有効なタンパク質を構成するアミノ酸がバランスよく含まれています。
さらに、マカには疲労を回復するために必要なエネルギー源である糖の代謝を促すビタミンB群も含まれていますので、エネルギー効率を高めることで、疲労回復をサポートします。

精力増強・男性機能向上

マカに含まれるアミノ酸「アルギニン」は、体内で一酸化窒素を生成します。
一酸化窒素は血管を拡張し血液の流れを良くする働きがありますので、精力UPや性機能の向上が期待されています。
また、マカに含まれる亜鉛は精子や前立腺に多く存在していることから、生殖機能の維持や向上に効果的です。

薄毛・抜け毛予防

マカに含まれるアミノ酸は髪の毛の成分である「ケラチン」の原料ですので、マカでアミノ酸をバランスよく摂ることで、丈夫な髪の毛を作ります。
また、マカには血行を促進する働きもありますので、血液循環が良くなり、頭皮に酸素や栄養が十分に行き渡ることで薄毛や抜け毛の予防にも繋がります。

PMSの緩和

マカに含まれるアミノ酸、ビタミンB群、カルシウムなどは、ホルモン分泌を整えるために大切な栄養成分です。
これらの栄養をバランスよく摂ることでホルモンバランスの乱れを整え、ホルモンバランスの乱れによって生じる生理不順やPMSなどを緩和へと促します。

更年期障害の緩和

更年期障害の根本的な原因は女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少することで、ホルモンバランスが乱れることにあります。
マカでバランスよく栄養を摂ることで、ホルモンバランスの乱れを緩和し、更年期症状を和らげます。
また、更年期症状は血行不良や自律神経の乱れによって悪化しますが、マカには血行不良を改善したり、自律神経の乱れを整えるように導く作用もありますので、更年期症状の悪化を予防します。

貧血予防

マカに含まれる鉄は赤血球のヘモグロビンの材料になります。
また、マカに含まれるアミノ酸もヘモグロビンの材料となるタンパク質の構成材料になりますので、マカを摂ることでヘモグロビンを活発に生成します。
血中のヘモグロビンが増えると、全身に供給する酸素量が増えますので、貧血の予防に繋がります。

ダイエット

マカに含まれるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)は筋肉づくりをサポートすることで筋力を維持・向上します。
筋力が上がると基礎代謝も高まり、脂肪燃焼作用も促されます。
さらに、マカに含まれるリジン、プロリン、アラニン、アルギニンなどのアミノ酸には、脂肪を分解する酵素「リパーゼ」を活性化する働きがありますので、マカを摂取することで内側からダイエットをサポートします。

動脈硬化、生活習慣病の予防

血流が滞ると血管に老廃物が溜まり、血管が狭く、詰まりやすくなり、動脈硬化を悪化させます。
動脈硬化は、高血圧や高血糖、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の原因にもなります。
マカに含まれるアルギニンは、一酸化窒素を生成することで血管を拡張し、血液の流れを促す働きがあります。
また、マカに含まれるビタミンEには活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
活性酸素は中性脂肪やコレステロールと結合して、体内にとって有害な「過酸化脂質」をつくります。血中に過酸化脂質ができると血液はドロドロになり、血管が詰まりやすくなります。
ビタミンEの抗酸化作用によって活性酸素を除去し、過酸化脂質化を防ぐことで、血行不良を予防します。
このように、マカは血液循環を良くして、動脈硬化を防いで生活習慣病を予防します。
このように、マカに含まれる栄養成分にはあらゆる健康効果が期待されています。
そんなマカの健康効果をさらにパワーアップさせるものがあります。
それが「にんにく」です。

にんにくの健康効果

マカ+にんにくのサプリメントを摂ることで、より高い健康効果が期待できます。
マカと同じように滋養強壮や疲労回復に有効とされているにんにくですが、その秘密は「アリシン」にあると言っても過言ではありません。
にんにくに含まれるアリシンは、主にねぎやにんにく特有の香気成分です。
では、にんにくに含まれるアリシンはどのような健康効果をもたらすのでしょうか?

脳を活性化

にんにくは油との相性が非常に良い食品です。
にんにくと油が結合すると「アホエン」という成分が生成されます。
アホエンは脳を活性化させる働きがありますので、集中力ややる気を高めます。
また、脳が活性化することで認知症の予防にも繋がります。

生活習慣病の予防・改善

にんにくに含まれるアリシンは、肝臓に貯蔵されているコレステロールを胆汁へ排出させることで血中のコレステロール値の上昇を抑制します。
さらに、にんにく含まれるビニルジチイン、油と摂ることで生まれるアホエンなども、コレステロールを合成する際に必要な補酵素の働きを邪魔することで、コレステロールの生成を抑制します。
コレステロール値の上昇を防ぐことで、高血圧や高血糖、高脂血症などの生活習慣病を予防・改善へと促します。

動脈硬化の予防

生活習慣病を引き起こす大きな要因に動脈硬化があります。
動脈硬化は血管を固くさせ、血流を悪化させたり、詰まらせることで高血圧や高血糖などを招きます。
ニンニクに含まれるアリシンには抗血栓作用があるので、動脈硬化を悪化させる血栓を予防して、血液をサラサラにします。
また、アリシンには活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。
活性酸素は中性脂肪やコレステロールと結び付くことで体内にとって有害な「過酸化脂質」を作ります。
過酸化脂質は血管にこびりつき血管を狭くして、動脈硬化を悪化させます。
アリシンの抗酸化作用によって活性酸素の増加を抑制することで、過酸化脂質の生成を防ぎ、動脈硬化の悪化を予防します。
ちなみに、にんにくには優れた抗酸化作用を持つビタミンEも含まれていますので、アリシンとダブルの働きでより強い抗酸化作用が期待できます。

殺菌作用

にんにくに含まれるアリシンには様々な働きがありますが、代表的な働きの一つが「殺菌作用」です。
では、アリシンの殺菌作用はどのように身体を守ってくれるのでしょうか?

口腔細菌を抑制

人の口内には300種類以上もの細菌が、歯の表面、歯茎、唾液、粘膜などに住んでいます。
通常であれば、細菌に対する免疫機能が働いていますので、これらの細菌が悪さをすることはありません。しかし、免疫機能や防衛機能が低下すると、細菌が悪さをして、歯周病や扁桃腺炎、腎炎などを引き起こします。
アリシンには口腔細菌の増加を抑制する働きがありますので、菌の増殖を防ぐことで、あらゆる病気のリスクを下げます。

食中毒の予防

にんにくに含まれる殺菌作用はアリシンだけでなく、アリシンが分解するときに変化する「ジアリルジスルフィド」という成分にもあります。
このジアリルジスルフィドは、食中毒の原因菌である「カンピロバクター」に対しても有効で、食中毒の際に使用される抗生物質よりも高い効果を発揮するともいわれています。

水虫・カンジダにも有効

にんにくにはアリシンだけでなく「アホエン」という殺菌成分も含まれています。
アホエンは、水虫菌やカンジダにも有効だといわれていますので、にんにくを摂ることで水虫やカンジダ症の予防に繋がります。

悪玉菌の増殖を予防

にんにくに含まれるアリシンは腸内に存在する悪玉菌も殺菌します。
腸内で悪玉菌が増殖すると、腸内環境が乱れて、便秘になったり、身体がむくんだり、にきびや肌荒れなどができやすくなります。
悪玉菌の増殖を防ぎ、腸内環境を整えることで、便秘やむくみ、肌荒れを予防します。

マカ+にんにくで健康効果UP

上記のように、にんにくはマカの健康効果をさらにパワーアップさせる働きがいくつもあります。
今よりもっと健康でいたい方はもちろん、疲労回復、生活習慣病の予防などの目的がある方も、マカとにんにくは単独で摂るよりも一緒に摂ることでより優れた効果が期待出来ますよ。
二つの相乗効果を期待するなら、マカとにんにくの成分を一緒に摂れるサプリメントでの摂取がおすすめです。

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