マカとローヤルゼリーは一緒に摂取!

ローヤルゼリーとは?

ローヤルゼリーとハチミツを混同している方が少なくありません。
ローヤルゼリーは見た目も味もハチミツと異なります。
ハチミツが黄金色で甘味が強いのに対し、ローヤルゼリーは乳白色で酸味が強いという特徴があります。
どちらも同じ蜂が作り出した物質ではありますが、ハチミツは働き蜂が主に花の蜜を採集して作ったのに対し、働き蜂が花粉を材料に体内で合成した分泌液がローヤルゼリーです。
ローヤルゼリーは女王蜂しか食べることの出来ない女王専用の食事であることから「Royal Jelly」と呼ばれています。

ローヤルゼリーの効果

ローヤルゼリーには9種類の必須アミノ酸を始めとした15種類のアミノ酸が含まれています。
さらに、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12など10種類以上のビタミンと、リン、カルシウム、銅、マンガン、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。
栄養価が非常に高いローヤルゼリーですので、様々な健康効果が期待されています。
ここからはローヤルゼリーに期待される効果をご紹介します。

(1)疲労回復効果
ローヤルゼリーに含まれるアミノ酸は疲労回復をサポートする働きがあります。
また、ローヤルゼリーに含まれる必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンは筋肉を構成する主成分ですので、摂取することで傷ついた筋肉の修復をサポートします。

さらに、イソロイシンには筋肉のエネルギー源であるグリコーゲンを貯蔵する働きもありますので、エネルギーを蓄えておくことでエネルギー不足を回避します。
ほかにも、ローヤルゼリーに含まれるビタミンB1、ビタミンB2などのビタミン類は、摂取したエネルギー源を体内でエネルギー変換する際に必要不可欠な栄養成分です。

ローヤルゼリーを摂ってエネルギー変換効率を高めることで、疲労回復を早めます。
このように、ローヤルゼリーは疲労回復を促したり、疲労を蓄積しにくくするような働きを持っています。

(2)免疫力UP
ローヤルゼリーに含まれる豊富なアミノ酸はタンパク質の構成材料でもあります。
免疫機能を担うリンパ球や顆粒球などの免疫細胞の原材料はタンパク質ですので、ローヤルゼリーで豊富なアミノ酸を摂ることで免疫細胞の形成をサポートします。

また、ローヤルゼリーに含まれるアルギニンは免疫細胞の一つであるマクロファージを活性化する働きもあります。
マクロファージは体内に侵入してきた細胞やウイルスを捕食して除去したり、除去した細胞やウイルスの情報をT細胞に伝達する役割もあります。
マクロファージは他の免疫細胞の機能を高める働きもありますので、マクロファージを活性化させることで免疫細胞全体に良い影響をもたらします。

ほかにも、ローヤルゼリーには免疫細胞を正常に維持するために必要なミネラル、免疫システムのバランスを調整するビタミンも含まれています。
ローヤルゼリーを摂ることで免疫力UPが期待できます。

(3)血行促進
ローヤルゼリー含まれるアルギニンは体内で一酸化窒素を生成することで、血管を拡張し、血行を促進する働きがあります。
また、ローヤルゼリーに含まれるビタミンB2、メチオニン、ナイアシンなどは脂肪代謝を促すことで、血中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあります。
ローヤルゼリーのこれらの働きによって血液がサラサラになり、血液循環が良くなります。
血液は身体の各組織への酸素や栄養素を運搬するだけでなく、老廃物の回収も行いますので、血液循環が良くなると、細胞が活性化します。

(4)代謝UP
ローヤルゼリーに含まれるビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸などのビタミンは、エネルギー源となる糖質、脂質、タンパク質のエネルギー変換に必要な補酵素です。
エネルギーを摂っても補酵素となるこれらのビタミンがなければ、エネルギー源は体内の直接的なエネルギーとして変換されず、脂肪となって蓄積してしまいます。
ローヤルゼリーでエネルギー変換効率をサポートするビタミンを摂ることで、エネルギー生産効率を高めます。
エネルギー生産効率が高まると代謝もUPします。
代謝が上がると、痩せやすく太りにくくなるだけでなく、老廃物が溜まりにくくなりますので、内臓機能も活性化します。

(5)動脈硬化予防
ローヤルゼリーに含まれるビタミンB2、タウリン、ナイアシンなどは脂肪代謝を促す働きがあります。
また、ローヤルゼリーに含まれるパントテン酸は善玉コレステロールの合成を促すことで悪玉コレステロール値を下げるように導く働きがあります。
血糖値が高くなったり、血中の悪玉コレステロール値が高くなると動脈硬化が悪化しますので、これらの上昇を抑えることで動脈硬化の悪化を防ぎます。
また、ローヤルゼリーは血液をサラサラにする働きもありますので、血液の詰まりを予防することで動脈硬化の悪化を抑制します。

(6)高血圧・低血圧予防
ローヤルゼリーは、血管を拡張したり、血中のコレステロール値を下げたりすることで血流をスムーズにし、高くなりすぎた血圧を下げるように導きます。
また、ローヤルゼリーの特有成分であるデセン酸は乱れた自律神経を整える作用がありますので、自律神経の乱れによって下がりすぎた血圧を正常に戻すサポートもします。
ローヤルゼリーは高血圧だけでなく低血圧の予防にも効果的です。

(7)メタボ予防
メタボリックシンドロームの略称である「メタボ」は、内臓脂肪が蓄積した内臓型肥満に加え、「高血糖・高血圧・脂質異常症」のうち2つ以上の症状があてはまる人を指します。
上記でも述べたように、ローヤルゼリーは代謝を高めて脂肪燃焼効率を高めたり、血糖値の上昇を防いだり、血圧を正常に保つ働きがあります。
ローヤルゼリーは内臓脂肪の燃焼には効果的な食べ物ですので、肥満だけでなく、メタボの予防・改善にも効果的です。

(8)耳鳴りの予防・緩和
耳鳴りの原因は人によっても異なりますが、一因に内耳の血流悪化があります。
血流悪化による耳鳴りの場合、血管拡張作用のある薬が有効とされています。
ローヤルゼリーは薬ではありませんが、血管を拡張させたり、血液をサラサラにする働きがありますので、耳成りの緩和に効果的です。
ローヤルゼリーは薬ではないので、即効性はありませんが、薬のような副作用の心配がないのは大きなメリットです。
実際、耳鳴りの自覚症状がある人にローヤルゼリーを二ヶ月ほど摂取させたところ改善効果がみられたという実験結果もあります。

(9)不眠症の予防・改善
人の睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2つの睡眠状態を交互に繰り返しています。
質の良い睡眠をするためには、眠りに就いてから迎える最初の2~3時間の「ノンレム睡眠」が非常に重要だと考えられています。
最初のノンレム睡眠の時間が短くなると、しっかりと睡眠はとったのに朝スッキリ起きられなかったり、疲れがとれた感じがしないといった状態が起きます。
ローヤルゼリーに含まれる「グリシン」は、2つの睡眠サイクルを整えたり、ノンレム睡眠の出現時間を増やしたりする働きがあります。

また、ローヤルゼリーに含まれるトリプトファンは、睡眠ホルモンの「メラトニン」を生成する材料になります。
メラトニンは深い睡眠をもたらすホルモンですので、トリプトファンを摂ってメラトニンの分泌を促すことで睡眠の質を高めます。
このように、ローヤルゼリーは睡眠の質を高めることで、不眠症を予防・改善へと導きます。

(10)ストレス症状の緩和
ストレスが蓄積すると心身のバランスを調節する自律神経のバランスが崩れ、交感神経ばかりが優位になります。
交感神経ばかりが優位になると、疲れやすくなったり、血行不良になったり、ぐっすり眠れなくなったり、頭痛やめまいなど様々な不調を引き起こします。
ローヤルゼリーに含まれるデセン酸は乱れた自律神経を整える働きがあります。
また、ローヤルゼリーに含まれるトリプトファンは心身を安定させる「セロトニン」を生成する材料になります。
ほかにも、ローヤルゼリーに含まれるカルシウムは緊張や興奮を抑えたり、マグネシウムは神経伝達を正常に保ったりします。
ローヤルゼリーは副交感神経を刺激することで、自律神経の乱れを緩和し、ストレス症状を緩和します。

・女性に嬉しい効果
(1)美肌効果
ローヤルゼリーに豊富に含まれているアミノ酸は、健やかな肌を維持するために重要なコラーゲン、エラスチンの材料になります。
コラーゲンは肌を内側から支え、エラスチンはコラーゲン同士を結び付けることでハリと弾力を維持しています。
ローヤルゼリーで豊富なアミノ酸を摂ることで肌のハリ、ツヤ、弾力を維持します。
また、皮膚の保湿成分である天然保湿因子のおよそ40%もアミノ酸で構成されていますので、ローヤルゼリーを摂ることで潤いのある肌を維持します。

(2)冷え性予防
女性は男性よりも筋肉量が少なく代謝が低いので、身体の構造上男性よりも血行不良になりやすい傾向にあります。
ローヤルゼリーは血液循環を良くする働きがありますので、血行不良の改善に効果的です。
血行不良を改善することで、身体の冷えを予防し、冷え性を予防・改善へと促します。

(3)PMS(月経前症候群)緩和
月経前に起こる心身の様々な不快症状をPMSといいます。
PMSが生じる要因は人によっても異なりますが、主な要因はホルモンバランスの乱れにあります。
ローヤルゼリーの特有成分であるデセン酸は、エストロゲンに似た生理作用を持っていますので、ローヤルゼリーを摂ることで、ホルモンバランスの乱れを整えるようにサポートします。

(4)不妊改善サポート
正常な月経が繰り返されることによって、妊娠しやすい体、妊娠が継続しやすい体が作られますので、月経周期が乱れると不妊のリスクが高まります。
月経周期が乱れる要因はストレス、体の冷え、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどがあります。
上記でも述べているように、ローヤルゼリーにはストレスを緩和したり、身体の冷えを予防したり、自律神経を整えるように促したりする働きがあります。
これらの働きによって月経周期の乱れを予防・改善することで、不妊の改善をサポートします。

(5)更年期症状の緩和
閉経前後に女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に減少すると、女性ホルモンのバランスが崩れて、様々な更年期症状に悩まされます。
ローヤルゼリーに含まれるデセン酸はエストロゲンと似た生理作用をもっていますので、ローヤルゼリーを摂取することでホルモンバランスを整えるように導きます。
また、ローヤルゼリーは自律神経を整える働きもあります。
自律神経と女性ホルモンの分泌を司っている場所は同じ脳の視床下部ですので、一方のバランスが崩れるともう一方のバランスも崩れやすくなります。
しかし、これは反対に一方のバランスが整うともう一方のバランスも整いやすくなりますので、自律神経のバランスを整えることで女性ホルモンのバランスも整えるように促します。
女性ホルモンのバランスを整えるようにサポートすることで、更年期症状を緩和します。

・男性に嬉しい効果
(1)男性機能の維持・向上
上記でも述べているように、ローヤルゼリーは血管を拡張し血液を促す働きがあります。
血流を促すことで男性機能の維持、向上に役立つだけでなく、EDの予防・改善にも繋がります。
また、ローヤルゼリーに含まれる亜鉛は精子の質や量を維持したり、男性ホルモンの分泌量を促す働きがありますので、男性機能の維持には欠かせません。

ほかにも、ローヤルゼリーは自律神経を整える働きがあります。
自律神経は交感神経と副交交感神経の2つの神経が交互に繰り返されているのですが、男性器の勃起は血管を拡張する副交感神経が優位なときに起こります。
ですから、過剰なストレスなどによって交感神経ばかりが優位になると、血管が収縮し男性器の勃起が起こりにくくなったり、持続しにくくなったりします。
ローヤルゼリーは自律神経を整えるだけでなく、ストレスを緩和する働きもありますので、男性器の正常な勃起をサポートします。

(2)薄毛・抜け毛予防
ローヤルゼリーは薄毛や抜け毛の原因である、ストレス、血行不良、自律神経の乱れ、不眠などを予防・改善へと促すことで、薄毛・抜け毛を予防します。

(3)筋力増強サポート
ローヤルゼリーには筋肉の主成分であるタンパク質を構成するアミノ酸が豊富に含まれています。
ローヤルゼリーを摂ってトレーニングをすることで効率よく筋力UPが期待できます。

(4)体臭の緩和
体臭の原因はいくつかありますが、その一つにストレスがあります。
強いストレスによって交感神経が刺激されると、臭いの強い汗を出すアポクリン腺からの汗分泌が増えるからです。
また、ストレスや疲労が溜まるとアンモニアを処理する肝機能が低下しますので、血中にアンモニアが増え、体臭となって表れます。
ローヤルゼリーにはストレスを緩和したり、乱れた自律神経を整えるように促す働きがありますので、体臭の予防・改善にも効果的です。

マカ+ローヤルゼリーで効果実感倍増!

このように、ローヤルゼリーには様々な健康効果が期待されています。
そんなローヤルゼリーの効果実感をさらに倍増させるためには、マカと一緒に摂ることをおすすめします。

マカにはアミノ酸、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれていますので、疲労回復、免疫力UP、血行促進、代謝UP、動脈硬化予防、睡眠の質を改善したりと様々な効果が期待されています。
また、ローヤルゼリーと同じように、美肌作用、PMS・更年期症状の緩和、不妊改善サポートといった女性に嬉しい働きから、男性機能の維持・向上、筋力増強サポート、体臭の緩和など男性に嬉しい働きもあります。

マカ、もしくはローヤルゼリーの摂取を考えている方はマカ+ローヤルゼリーで効果実感を倍増しましょう!

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