マカに含まれる「グリシン」が不眠症を救う!?

マカに含まれるグリシンの働き

「グリシン」とは?

マカには体内で合成できる「非必須アミノ酸」と、人の体内で合成することのできない「必須アミノ酸」がどちらも含まれています。
グリシンは体内で合成することのできる非必須アミノ酸の一つです。
主な作用としては、血管を拡張させて、体内でつくった熱を全身に届けるように促す働きがあります。

グリシンが睡眠の質を高める理由

深部体温を下げる

グリシンには睡眠の質を高める働きがあります。
そもそも睡眠の質を高めるためには、脳や内臓などの深部体温を下げることが重要です。
いつまでも脳や内臓などの体温が下がらない状態が続くと、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりします。
グリシンは血管を拡張させることで放熱を促す働きがあります。
これにより、脳や内臓などの深部体温が下がりやすくなります。

ノンレム睡眠を確保

また、人の睡眠は、体は眠っているけど脳は起きている「レム睡眠」と、体も脳も眠っている「ノンレム睡眠」が交互に繰り返されます。
眠りに就いてからおよそ2~3時間経つと、ノンレム睡眠がはじまり深い睡眠状態になるため、この時間帯にノンレム睡眠の時間を確保することが、睡眠の質を高めるためには重要とされています。
グリシンにはレム睡眠とノンレム睡眠の周期を整えたり、ノンレム睡眠の時間を増やしたりする働きがあります。
つまり、グリシンを摂ると深い眠りに就くまでの時間が短くなるため、寝つきが良くなるのです。
このような働きから、グリシンは睡眠の質を高めると期待されています。

睡眠の質が高まるメリット

グリシンによって睡眠の質が高まるとどんなメリットがあるのでしょうか?
ここからは睡眠の質が高くなることで得られる効果をご紹介します。

美肌促進

睡眠の質が良くなると、成長ホルモンの分泌が活発になります。
成長ホルモンは細胞の再生や修復を促す重要なホルモンですが、新陳代謝を活発にする作用もあります。
新陳代謝が活発になると肌のターンオーバーも正常化しやすくなります。
ターンオーバーが正常に行われることで古い細胞と新しい細胞の入れ替わりがスムーズに行われますので、シミやそばかすなどの原因となるメラニン色素の排出を促したり、肌のバリア機能を強化したりします。
これにより、シミやそばかすを防ぐだけでなく、ニキビや肌荒れ、乾燥に強い肌をつくります。
また、ターンオーバーが正常に繰り返されると皮膚は常に新しい状態を維持できますので、健やかな肌を導きます。

脂肪燃焼効果UP

上記でも述べたように、睡眠の質が良くなると成長ホルモンの分泌も活発になります。
成長ホルモンは細胞の再生や修復を促すだけでなく、脂肪を燃やす働きもあります。
ですから、深い眠りに就いて、成長ホルモンの分泌が活発になると脂肪燃焼効果も高まります。

免疫力向上

免疫機能は、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食する「細胞性免疫」と血液やリンパなどに含まれる抗体の「液性免疫」に分けられます。
慢性的に睡眠不足が続いたり不眠症になると、細胞性免疫と液性免疫、どちらの機能も低下させます。
睡眠不足などを改善することで免疫機能を正常に保つだけでなく、睡眠の質が高い状態が続くことで免疫力の向上に繋がります。

ストレスの緩和

脳が過度に興奮すると不安感や緊張感、イライラが起きやすくなります。
睡眠は身体だけでなく脳も休ませ、修復する時間ですので、睡眠の質が高くなることで、興奮を静め、不安感や緊張感を和らげます。
質の良い睡眠によって脳内の疲労が解消されると、心身のリズムも整いやすくなりますので、ストレスの緩和にも繋がります。

マカで睡眠習慣を改善!

睡眠不足や睡眠の質が悪い状態が続くと、疲労感や倦怠感、だるさを感じるだけでなく、 ストレスを感じたり、集中力が続かなくなったりします。
また、睡眠の質が低下すると食欲を上手くコントロールできなくなり太りやすくなったり、 生体リズムが崩れて自律神経が乱れたり、高血圧や高血糖などの生活習慣病のリスクを高めたりします。
マカに含まれるグリシンには睡眠の質を高める働きがありますし、マカに含まれるアミノ酸やミネラルにも自律神経を整えたり、成長ホルモンの分泌を促したり、ストレスを和らげたりする働きがありますので、睡眠習慣の改善にはぴったりですよ。
不眠症で悩まれている方は、マカの摂取をおすすめします。

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