マカの「不妊症への効果」を徹底解剖!

マカが不妊症に効果があるって本当?

不妊症とは?

健康な男女(夫婦)が、妊娠を希望して避妊をせずに夫婦生活を営んでいるにもかかわらず、1年、または2年経っても妊娠しないことを不妊症と診断されます。
不妊症はどちらか一方に原因があったり、またどちらにも原因があったりします。
割合としては女性側に40%。男性側に40%。男女両方に原因があるケースが15%、原因が不明であるケースが5%とされています。
不妊症となる原因は様々ですが、女性側の場合は月経不順や排卵障害などが原因とされており、男性側の場合は勃起障害や造精機能障害などが原因とされています。

不妊症を改善するためには?

不妊症と診断された場合、病院やクリニックで治療を行うだけでなく生活習慣を見直すことが非常に重要です。
女性、男性どちらにも大切なことが性ホルモンのバランスの乱れを整えることです。
性ホルモンのバランスを整えるために重要なことが、「成長ホルモン」の分泌です。
成長ホルモンは細胞の再生や修復を行うホルモンで、女性ホルモンや男性ホルモンの分泌を調整する作用もあります。
性ホルモンのバランスが整うと体は妊娠しやすい状態になりますので、不妊症の予防・改善にも繋がります。

マカは成長ホルモンの分泌を促す

成長ホルモンの分泌に欠かせない栄養素がアミノ酸です。
マカには、ホルモン分泌を促すアルギニン、フェニルアラニン、トリプトファンといったアミノ酸が含まれています。
さらに、マカには心身のバランスを整えるミネラルもバランスよく含まれていますので、ホルモン分泌を促すだけでなく、ホルモンバランスの乱れを整えたりします。
マカに期待される不妊症への効果はこれだけではありません。

マカが妊娠力をUPする理由

マカには、男女ともに妊娠力を高める働きを持つ栄養素が豊富に含まれています。
ここからはマカが妊娠力を高める理由を4つご紹介します。

ED予防・改善

男性不妊の原因の一つにED(勃起不全)があります。
EDを引き起こす原因は様々ですが、男性器は勃起する際に、一酸化窒素の量が少なかったり、血管の状態が悪くて血液が行き渡らなかったりすると、勃起するまでに時間がかかったり、勃起しても継続できなかったりしてしまいます。
マカに含まれるアルギニンには、体内の一酸化窒素の産出量を増やして血管を拡張する働きがありますので、EDの予防・改善が期待できます。

精子の数や運動率をUP

男性不妊の原因に精子の数の低下や精子の運動率の低下があります。
マカに含まれる亜鉛は精子の構成成分であるだけでなく、男性ホルモンに働きかけることで精子の質を高めたり、運動率をUPします。
精子の数や運動率を高めることで妊娠率UPを促します。

血行促進

血流が悪くなったり血液が不足すると、疲れやすくなったり、内臓機能はもちろん、子宮の機能も低下しやすくなります。
また、血行が悪くなると体が冷えます。妊娠を望んでいる男女によって冷えは大敵です。
マカに含まれる鉄分は赤血球を構成する材料となります。
赤血球は体全体に酸素や栄養を運ぶ役割がありますので、赤血球の数が減ってしまうと酸素や栄養が十分に行き渡らず、卵巣や子宮の働きが低下してしまいます。
鉄分の補給によって積極的に赤血球をつくることで、血流を促します。
また、鉄分は、精子や卵子の質を低下させる活性酸素を除去する体内の抗酸化酵素、SODの材料です。
男性はもちろん、とくに女性は月経によって血液が失われますので、男性よりも多めの鉄分摂取が必要です。

妊娠の継続力UP

不妊症の方にとっては妊娠がゴールではありません。
妊娠をして、妊娠を継続することで、赤ちゃんが無事に生まれるまでがゴールであり、新たなスタートです。
不妊症を改善するためには、妊娠しやすい体を目指すだけでなく、妊娠した後に妊娠を継続できる体をつくることも大切です。
妊娠を継続するために必要な栄養素がマカに含まれるタンパク質です。
タンパク質は、骨や血液、肌、髪の毛、内臓など、体のあらゆる組織を構成する重要な栄養素です。
不妊症のリスクを高める冷えから体を守る筋肉の材料でもあります また、たんぱく質は受精卵を受け止めるベッドの役割を持つ子宮内膜をつくったり、女性ホルモンの原料となるコレステロールの材料となったり、胎児の成長にも必要不可欠です

マカは不妊症の強い味方

不妊症を改善するためには、薬を用いた治療だけでなく生活習慣を見直して、体質を整えることも大切です。
マカには妊活をサポートする働きがいくつもありますので、不妊症の改善のための強い味方となるでしょう。
不妊症で悩んでいる方はもちろん、これから先の将来、妊娠を望んでいる方の体づくりにもおすすめですよ。

【参考文献】
マカと不妊治療
http://nyctransitapp.com/fun.html

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