マカを飲んで体臭を改善しよう!

汗は臭くない!

体臭の原因は「汗」にあると思われていますが、分泌された汗や皮脂はほぼ無臭です。
しかし、あらゆる要因が重なると汗や皮脂が臭くなり、体臭が悪化します。
では、汗や皮脂が臭うようになる要因はどこにあるのでしょうか?

・汗や皮脂が臭う原因
(1)内臓機能の低下
例えば、食習慣が乱れていたり、睡眠不足によって自律神経のバランスが崩れたりすると胃腸や肝臓などの内臓機能が低下します。
内臓機能が低下すると、本来であればスムーズに処理される老廃物や疲労物質などの臭いの原因が体内に溜まりやすくなります。
その結果、汗や皮脂が臭うようになってしまいます。

(2)臭い物質「ノネナール」
年齢と共に体臭がキツくなる傾向にあります。
これは、中高年を過ぎたあたりから加齢臭の原因ともなる「ノネナール」が増えるからです。
ノネナールを生成するのは活性酸素です。
本来、増え過ぎた活性酸素は体内の抗酸化力によって除去されるのですが、加齢を始めとしたストレスや生活習慣の乱れ、喫煙、過度なアルコールの摂取などによって、体内の抗酸化力は低下していきます。
様々な要因が重なることで体内で活性酸素が増えていき、必然的に年齢と共にノネナールも多く生産されてしまうのです。

マカには体臭を予防・改善する働きがある

体臭を予防・改善するためには、生活習慣を整えることが大切です。
マカには体臭を改善へと導く働きがあります。
では、マカはどのようにして体臭を予防・改善へと導くのでしょうか?

(1)腸内環境を整える
体臭を予防・改善するためには内臓機能の低下を招く腸内環境の乱れを整えることが大切です。
マカはカブや大根などと同じアブラナ科の植物ですので、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸を刺激してぜん動運動を促したり、便に水分を与えることで、便秘を予防・改善します。
また、食物繊維は善玉菌のエサとなることで腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。

(2)内臓機能を回復
体臭を予防・改善するためには内臓機能を正常に維持することが重要です。
胃腸や肝臓などの内臓機能を回復するためには、エネルギーとなる栄養を摂るとともに、睡眠によってそれぞれの組織の回復を促すことが大切です。
マカに含まれるトリプトファンは、質の良い睡眠を促す睡眠ホルモン「メラトニン」の材料であるセロトニンをつくるトリプトファンが含まれています。
また、マカには心身の修復を促す「成長ホルモン」の分泌を促すアルギニンも含まれています。
質の良い睡眠をサポートすることで、内臓機能の回復を促します。

(3)ノネナールの生成を抑制
上記でも述べたように、体臭や加齢臭の原因には「ノネナール」という物質にあります。
ノネナールは活性酸素が酸化することで生まれる「過酸化脂質」によって生成されます。
マカには活性酸素を除去するビタミンEが含まれていますので、過酸化脂質の生成を予防することで、ノネナールの生成を抑制します。

(4)ストレス臭を予防
人の汗には様々な役割があります。
例えば、エクリン腺という汗腺から出る汗は、暑いときに皮膚の温度を下げたり、体温の上昇を防ぐ役割があります。
エクリン腺から分泌される汗はサラっとしていて、ほぼ無臭です。

しかし、アポクリン腺という汗腺から出る汗は、タンパク質や脂質を含んでいるため、エクリン線よりも臭いを感じます。
アポクリン線から出る汗は緊張をした時に出る汗です。
いわゆる、「冷や汗をかいた」ときなどに出る汗です。
緊張や興奮、強いストレスなどによって交感神経が優位になると分泌されることから、「ストレス臭」とも呼ばれています。

ストレス臭を予防・改善するためには、副交感神経を刺激して、心身をリラックスさせることが大切です。
マカには、興奮やイライラを鎮めるカルシウム、心身をリラックスさせる神経伝達物質「セロトニン」を作るトリプトファンが含まれています。
これらの作用によって副交感神経を刺激することで、心身をリラックスさせ、ストレス臭を予防・改善します。

体臭を悪化させないために出来ること

体臭を予防・改善するためには、マカを摂るとともに普段の何気ない習慣を見直すことも重要です。
ここからは、体臭を悪化させないコツをご紹介します。

(1)動物性脂肪を摂り過ぎない
肉類や乳製品などに含まれる動物性の脂肪は、摂取すると皮脂分泌が活発になります。
また、動物性のたんぱく質や脂肪は、アンモニア、インドール、スカトールなどの悪臭の原因となる物質を発しますので、日常的に摂取していると体臭が強くなりやすい傾向があります。
動物性食品は高タンパクでエネルギー豊富な食品ですが、体臭が気になる方は摂取量に注意しましょう。

(2)糖質カットは適度に
近年、炭水化物抜きダイエットや、糖質カットなどが流行っています。
しかし、糖質を摂らないと、独特の酸っぱい臭いを発する「ケトン臭」が放出されます。
というのも、エネルギー源の一つである糖質が体内で不足すると、身体は蓄えている脂肪を分解してエネルギーに変えます。
これが、糖質ダイエットの本質です。
脂肪を分解してエネルギーに換える際、ケトン体が血中に放出されます。
ケトン体はツーンとした独特の酸っぱい臭いを発していますので、体臭の原因となります。
糖質を抜きすぎるとかえって体臭がひどくなる恐れがありますので、糖質カットは適度に行いましょう。

(3)疲労を溜めない
疲労が溜まると、体内にはアンモニアや乳酸が蓄積されます。
本来であれば、アンモニアや乳酸は肝臓で処理されますが、心身の疲労が強い状態のときは内臓機能も低下していますので、アンモニアや乳酸が上手く処理されません。
それにより、処理しきれなかったアンモニアが血中を巡り、汗や皮脂に混じって臭いを発します。
これを、「疲労臭」と呼びます。
疲労臭は身体が疲れ切っているサインでもあります。
疲労臭を予防・改善するためには、しっかりと休息をとって、エネルギーとなる栄養を補給し、疲労を溜めないことが大切です。

(4)男性は女性よりも汗・皮脂対策を!
男性は女性よりも体臭が強くなる傾向にあります。
それは女性ホルモンに汗の分泌を抑える働きがあるからです。
一方、男性は皮脂分泌も多く、女性ホルモンもほとんど分泌されていないため、汗や皮脂の量が女性よりも多いのです。
身体の構造上、男性であれば誰でも体臭が強くなる可能性がありますので、女性よりも汗・皮脂対策を積極的に行うことが大切です。

体臭ケアにはマカを活用!

体臭は毎日の生活習慣によって変化していくものですが、汗拭きシートや制汗スプレーなどで表面的にケアするのではなく、根本的に改善することが大切です。
マカは、体質を改善へと促すことで体臭を強くさせないようにサポートします。
身体の内側から体臭ケアをするならマカの活用をおすすめします。

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