マカを摂取する上での3つのデメリット

マカのデメリットとは?

マカにはアミノ酸を始めとしたビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれていることから、滋養強壮や体力回復、精力増強、ダイエット促進、不妊サポートなど、様々な効果が期待されています。
しかし、マカを摂取する上で注意しなければならない点もあります。
そこで今回は、マカを摂取する上でのデメリットをご説明します。

即効性がない

これはマカに限らずどの健康食品やサプリメントにもいえることですが、健康食品は薬ではなく、位置づけとしては「補助食品」になります。
薬は飲んですぐに効果を発揮しますが、マカは薬ではありませんので、すぐに効果を発揮することはありません。

また、薬で治療する病気ではないものの不調が長引いているとき、例えば疲労感、倦怠感、肩こり、身体の冷え、血行不良などは体質そのものを変えていく必要があります。
マカは、症状に直接アプローチするというよりは、症状を緩和し、再発しないように体質改善のサポートをします。
ですから、マカを始めとした健康食品に対しては即効性を期待せず、根気よく継続することが大切です。

コスト

上記でも述べたように、マカを始めとした健康食品は即効性がありませんので、長期的に摂取する必要があります。
長期間摂取するということはその分、コストがかかります。
多くの薬の場合は保険も適用されるので、即効性のある薬を安価で購入することができますが、健康食品は保険も適用されませんし、価格設定も製品によって異なります。

高額な製品が良いとは限りませんが、安価な製品と高価な製品にはそれなりの理由があります。
例えば、合成成分がメインで配合されているサプリメントと、天然由来の成分がメインで配合されたサプリメントでは、天然由来の成分がメインのサプリメントの方が品質も良く安全性も高いので価格が高くなります。
良いサプリメントを選ぼうとすると、その分コストがかかるのです。

人によっても価値観は異なりますが、一般的に健康補助食品の妥当な金額は月5000円前後でしょう。
マカもそうですが、どの健康食品も継続しなければ効果実感を得られませんので、健康食品を始めようと思ったら月にどれくらいかかるかを試算しておくことも大切です。

副作用

繰り返しますが、マカを始めとした健康食品は薬ではありません。
薬には1日の摂取量が明確に定められていますが、健康食品は薬ではありませんので、1日の目安摂取量という記載はあるものの明確な摂取量は定められていません。
目安摂取量を加味した上で、摂取量に関しては自己判断になります。

健康食品は薬ではありませんので命にかかわるような重篤な副作用はないものの、過剰摂取をすると不調を引き起こすことがあります。
マカの場合、大きな副作用は報告されていませんが、豊富な栄養成分が含まれていますので、過剰摂取をすると、頭痛、吐き気、胃痛、ホルモンバランスの乱れなどを引き起こす恐れがあります。

一般的に、1日のマカの摂取目安量は1000mg~4000mgで、5000mg以上摂取すると過剰摂取になるといわれています。
しかし、体型や体質、体調などによっては5000mg以下の摂取量でも過剰摂取になる方もいます。
摂取量によっては不調を引き起こす恐れがありますので、マカを始める際は、少量から始めたり、少しずつ摂取量を増やしていったりすることが大切です。

マカはメリットがたくさん!

上記のような注意点もありますが、マカは継続して摂ることで非常に多くの効果が期待できる食品です。
以下、マカに期待される健康効果と美容効果です。

(1)マカの健康効果
・体力向上
・精力増進
・免疫力の向上
・自律神経を整える
・慢性疲労の回復
・肩凝り、腰痛、眼精疲労の緩和
・記憶力、集中力UP
・貧血の予防・改善
・高血圧、高血糖の予防・改善
・ED予防
・骨粗しょう症の予防

(2)美容効果
・肌老化の抑制
・冷え性やむくみの予防・改善
・生理痛、生理不順の改善
・不妊治療のサポート
・更年期症状の緩和
・薄毛、抜け毛の予防

未来の健康をマカで手に入れよう

確かにマカにはデメリットがありますが、それ以上にデメリットを上回るメリットがあります。
マカの摂取を悩んでいる方は、デメリットとメリットを比較した上で、マカの摂取を検討してください。
マカを摂って長期的に体質を改善していくことで、未来の健康を手に入れましょう。

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