ルイボス配合のマカティーの美容効果とは?

マカティーの美容効果

マカティーとは、マカを乾燥させて粉末にしたものをお湯で溶かしたハーブティーです。
滋養強壮や精力増強などの効果ばかりが注目されていますが、アミノ酸や食物繊維、ミネラル、ビタミンなど多くの栄養成分が含まれていますので、健康効果だけでなく様々な美容効果も期待されています。
では、マカティーを継続的に飲むことでどのような美容効果が期待できるのでしょうか?
マカティーに期待される美容効果を6つご紹介します。

冷え性・むくみの予防・改善

マカに含まれるアミノ酸は筋肉の原料となるタンパク質を構成します。
筋肉は血液を全身に届けるポンプの役目がありますので、筋肉量が落ちると血行不良になり、冷え性やむくみを引き起こしやすくします。
マカでアミノ酸を摂って筋肉量を維持することで、血行不良を予防します。
また、マカに含まれるアルギニンは一酸化窒素を生成することで血管を拡張し、血液の流れを促す作用を持っていますので、体温を維持・向上へと導きます。

肌のターンオーバーの正常化

上記で述べたように、マカに含まれるアミノ酸やアルギニンには血行を良くする働きがあります。
血行が良くなると、代謝が上がり、新陳代謝が活発になります。
新陳代謝が活発になると、肌のターンオーバーも正常化しやすくなります。
肌のターンオーバーが正常化すると、シミやそばかすの原因となるメラニン色素が排出されやすくなったり、古い肌細胞と新しい肌細胞の入れ替わりがスムーズに行われたりすることでシミ、シワ、たるみを予防します。
また、肌のターンオーバーを正常化して肌のバリア機能を正常に維持することは、ニキビや肌荒れの予防・改善にも繋がります。

肌のアンチエイジング

マカに含まれるビタミンEには活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
増え過ぎた活性酸素は中性脂肪やコレステロールと結びつき、体内にとって有害な「過酸化脂質」を作ります。
過酸化脂質は血液をドロドロにして血流を悪化させます。
血流が悪くなると新陳代謝も滞り、肌のターンオーバーに必要な栄養や酸素が上手く行き渡らなくなります。
肌のターンオーバーが乱れると、シワやシミ、たるみが悪化して、にきびや肌荒れができやすくなります。
また、過酸化脂質は毛穴の黒ずみを悪化させる要因でもあります。
抗酸化作用によって活性酸素を除去することで、過酸化脂質の生成を抑制し肌老化や肌トラブルを予防します。

ダイエット促進

血液循環が悪くなると代謝が落ちて脂肪が蓄積しやすくなります。
マカに含まれるアミノ酸やミネラルによって血行が促進されることで、代謝が上がり、脂肪の蓄積を防ぎます。
また、マカに含まれるアミノ酸「BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)」には筋肉づくりをサポートする働きもあります。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、脂肪燃焼作用も高まりますので、体内の脂肪が燃えやすくなります。

更年期症状を緩和

更年期障害を悪化させる要因の一つは「ストレス」です。
ストレスは自律神経を乱します。
自律神経を司っている場所とホルモン分泌をコントロールしている場所は同じ脳の視床下部ですので、自律神経のバランスが乱れるとホルモンバランスも乱れやすくなります。
ホルモンバランスも乱れると更年期症状はさらに悪化します。
マカに含まれるトリプトファンは心身をリラックスさせる神経伝達物質「セロトニン」を作ります。
また、マカには興奮や緊張などを和らげるカルシウムも多く含まれていますので、自律神経の副交感神経(リラックス・休息モード)を刺激して、乱れた自律神経とホルモンバランスを整えるように導きます。

睡眠の質を高める

身体や肌の調子を整えるためには質の良い睡眠が大切です。
マカに含まれるトリプトファンは睡眠の質を左右する睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となるセロトニンをつくります。
また、マカに含まれるアルギニンは身体の再生や修復を促す成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。
マカを摂って睡眠の質を高めることで、身体と肌の調子を整えます。

このように、マカティーには様々な美容効果が期待されています。
そして、マカティーの美容効果をさらに高めるお茶が、ルイボス配合のマカティーです。
ルイボスには非常に優れた美容効果がいくつも期待されていますので、ルイボス配合のマカティーを飲むことで、ルイボスティーやマカティーを単独で摂るよりも、より優れた美容効果が期待できます。
では、ルイボスにはどのような働きがあるのでしょうか?

ルイボスとは?

ルイボスはマメ科の針葉樹です。
ルイボスを煎じてお茶にしたハーブティーがルイボスティーです。
ルイボスには良質なミネラルを始めとした、フラボノイド類、ミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれているお茶です。
特徴としては、人の体液バランスと近い比率でカルシウム、マンガン、鉄、亜鉛、セレン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅などのミネラル成分がバランスよく含まれていることです。
また、ルイボスに含まれるフラボノイド類に、増え過ぎた活性酸素を除去してくれるSOD作用があることも特徴の一つに挙げられます。
では、ルイボスを習慣的に飲むことでどんな効果が期待出来るのでしょうか?
ルイボスに期待される美容効果を8つご紹介します。

デトックス効果

ルイボスには増え過ぎた活性酸素を除去してくれるSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素が含まれています。
SODは体内の疲労物質や老廃物などの体内毒素を排出する作用を持っています。
体内毒素の排出が促されることで、身体を内側からデトックスします。

美肌・美白・アンチエイジング

増え過ぎた活性酸素は、シミ、シワ、たるみなどを引き起こし、肌老化を悪化させます。
ルイボスティーに含まれるSODによって増え過ぎた活性酸素を除去することで、肌老化の進行を抑えます。
また、ルイボスには新陳代謝を活発にして美肌づくりをサポートするミネラルがバランスよく含まれていたり、化粧品にも用いられているAHA(アルファヒドロキシ酸)という成分も含まれています。
AHAは古くなった角質を除去して肌をクリアにする作用を持っていますので、美白もサポートします。

冷え性・むくみ予防・改善効果

紅茶や緑茶にはお茶の特有成分である「タンニン」が豊富に含まれています。
タンニンはミネラルの吸収を阻害する働きがありますので、タンニンが含むお茶は冷え症やむくみへの効果が半減してしまいます。
ルイボスにもタンニンは含まれていますが、他のお茶に比べてタンニンの含有量が非常に少ないので、ミネラルを効率よく摂取できます。
ミネラルには、余分な水分や老廃物の排出を促して、血液やリンパの流れをスムーズにする働きがあります。
ルイボスでミネラルを効率良く摂取することで、冷え性やむくみを予防・改善へと導きます。

便秘解消効果

ルイボスに含まれるSODは善玉菌の働きを活性化することで、腸内環境を整える働きがあります。
また、ルイボスに含まれるミネラル「マグネシウム」は腸内の水分量を正常に保つことで便を柔らかくし、スムーズな排出を促します。
このような働きによって便秘を防ぎ、解消へとサポートします。

アレルギー症状の緩和

アレルギー症状を悪化させる要因の一つに活性酸素があります。
増え過ぎた活性酸素は健康な細胞を酸化させ、様々な組織にダメージを与えます。
活性酸素によって免疫細胞がダメージを受けると、免疫力が低下したり免疫に異常が起きたりする恐れがあります。
その結果、アレルギー症状が悪化しやすくなってしまうのです。
また、活性酸素は体内の脂質と結びつくことで有害物質「過酸化脂質」をつくります。
過酸化脂質は乾燥肌を引き起こし、アトピー性皮膚炎などを悪化させます。
ルイボスにはこのような活性酸素を除去するSODが含まれていますので、免疫細胞のダメージを防ぎ、過酸化脂質の生成を抑えることで、アレルギー症状の悪化を予防・緩和へと導きます。

睡眠の質を高める

ルイボスに含まれるフラボノイドには、ストレスを和らげる働きがあります。
また、ルイボスに含まれる亜鉛、マグネシウム、セレンなどが体内のエネルギー生産効率を高めて代謝を上げることで、体温を上げます。
ストレスが和らぎ、身体が温まると交感神経(緊張・活動モード)から副交感神経(休息・リラックスモード)へと切り替わりやすいので、入眠しやすい状態になります。
スムーズな入眠によって質の良い睡眠がとれやすくなります。

PMSの緩和

生理痛や生理前のイライラなど、個人差はあるものの月経前の不快症状に悩まされている女性は少なくありません。
PMSが酷い原因は、子宮の収縮を促して経血の排出をサポートする「プロスタグランジン」という物質にあります。
プロスタグランジンには痛みを強くする作用もありますので、頭痛や下腹部の痛みを強くします。さらに、プロスタグランジンの分泌の際に活性酸素も発生することで痛みが悪化して、PMSが酷くなるといわれています。
ルイボスには活性酸素を除去するSODが豊富に含まれているだけでなく、血行を良くして体を温めるミネラルも含まれていますので、新陳代謝を促すことでPMS症状を和らげます。

妊活をサポート

(1)ストレス緩和
ルイボスに含まれるミネラルにはストレスを緩和する働きがあります。
とくにカルシウムはイライラを落ち着かせ、マグネシウムはカルシウムの吸収を高めることでより精神を安定させます。
(2)着床率を高める
また、ルイボスに含まれる亜鉛は精子の質を高めたり、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの働きを高めたり、赤ちゃんのベッドとなる子宮内膜をふかふかにして着床しやすくしたりといった働きがあります。
さらに、ルイボスに含まれるSODによって活性酸素を除去することで卵子や精子の質の低下を防ぎ、妊娠率を高めます。
(3)Tie2の活性化
ほかにも、ルイボスにはTie2(タイツ―)を活性化する働きも期待されています。
Tie2とは毛細血管を丈夫にする細胞のことです。
人の身体の90%以上は毛細血管でできており、私たちの身体の隅々に血液を届けてくれています。
ですから、毛細血管が減ったり、損傷したりして、血液の巡りが悪くなると身体は冷えやすくなります。
ルイボスによってTie2を活性化し、毛細血管を丈夫にすることで血流を促し、妊娠の妨げとなる体の冷えを予防します。
(4)水分補給
妊娠前も妊娠中も、体の巡りを良くするために水分補給が大切になります。
ルイボスは新陳代謝を滞らせるタンニンも非常に少なく、カフェインも含まれていませんので、妊娠前だけでなく妊娠中の水分補給にもぴったりです。

ルイボス配合のマカティーでキレイを上げる!

このように、ルイボスにもマカティーにも様々な美容効果が期待されていますので、ルイボスティーやマカティーを単独で摂るよりも、ルイボス配合のマカティーを摂ることでより高い美容効果が期待できます。
また、ルイボスもマカティーもノンカフェインなので、身体に優しく、妊娠中の方でも安心して飲むことができます。
ルイボス配合のマカティーを毎日飲んで、キレイなカラダを目指しましょう!

【参考文献】
ルイボス配合のマカティー
https://washingtonstatemuseums.org/rooibos.html

関連コラムcolumn