原産地選びも重要

マカの原産地は南米ペルーのアンデスの中心にある標高4千m以上の高地、フニン(Junin)ボンボン高原ですが、地球上の他の地域を探したわけではないと思いますので、ここということにしておいた方が無難です。
産地としては、ペルー国内やボリビアの同じ条件下の場所があります。

マカはペルーの貴重な農産物として保護されていて、その種子は国外への持ち出しが禁止されています。
持ち出し禁止が決定するまでに日本国内に種子が持ち込まれ、栽培され始めましたが、当初有用な成分が十分発揮できず時が経過しましたが今ではその栽培方法が確立しました。
日本国内のマカ生産地は、福島会津地方をはじめ、京都府、福井県、大分県でも栽培されています。
次に栽培方法ですが、南米ペルーやボリビアでは自然農法で栽培されていて、雨期にあたる10月から12月に種蒔をします。
そして収穫は、翌年の5月から7月ごろです。
収穫後の耕作地は2年以上は放置して土壌の回復を待ちます。
ボンボン高原の面積は、2万平方kmと相当広く、土壌の回復を待っていても耕作地には不自由しません。
南米で同じ様な条件下で栽培されているマカは、成分が同じだけ含まれていると考えがちですが、やはりボンボン高原産のマカの方が有用成分が多いようです。
日本産のマカは、高地がないため一般的な農地で無農薬有機栽培をされますが、日本人が得意とする化学によって土壌改良がなされています。
種蒔き時期は、アブラナ科ですから9月から11月頃になると思います。
また、収穫時期は、翌年の1月から3月頃です。

日本産のマカは有用成分http://www.ruoma.jp/maka003.htmlには優れたものがありますが、生産地域の一部の農家が扱っている状態で栽培にも相当手間がかかるため、栽培数量が少ない貴重なものとなっています。
従って、多くのメーカーは、ボンボン高原産のマカを原材料にしているのが現状です。
結論を言えば、原産地であるボンボン高原産のマカか日本国産のマカが優秀です。
マカのサプリメントを購入される場合は、産地を明記した商品を選んでください
もう一つ肝心な事は、国内での加工を施したものがいいと思います。

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